このハガキを見て思いました。
JR東海には新幹線を便利に乗れるエクスプレスカードというものがあるのですが、
前のメールアドレスが登録されていたので変更しようとしたのです。
すると、「メインメニュー[ご連絡先などの変更/退会]に設定しろ」としか書いてません。
通常、この部分を読んでユーザが起こすアクションは「URLをブラウザに入れる」だと思うのですが、
その情報が欠けているわけです。ちなみにハガキのどこにもURLはありませんでした。
(追記:同じページにはなかったのですが、別のページにはありました。)
そこで思いました。ユーザインタフェースとはなにか。
人が行動するときに、それをうまく誘導するものではないか?
新しい必要はなく、何より「迷わない」ことが重要ではないか?
適切な情報の量と質を提供して、判断を促すことではないか?
日本文化の持つ、十分洗練された「おもてなし」や「サービス」こそが、
世界に誇れるインフラもしくはコンテンツだと確信しています。